『遊びの王国』からのメッセージ①

 当協会では、新型コロナ感染の影響により中止に至った『遊びの王国』を、今年3年ぶりに開催します。
このイベントは、(公益財団法人)日本レクリエーション協会が提唱する「全国一斉あそびの日」キャンペーンの一環として、足利市では10月30日(日曜日)、山川公園で実施します。
そこで、開催までの1か月余り間、当サイトで王国から当日の遊びのラインナップ(メニュー)、楽しみかた等、メッセージで届けたいと思います。

 栃木県では、10月1日から「いちご一会とちぎ国体」が始まります。スポーツの秋の到来、外に出て体を動かし、心をリフレッシュできるシーズンです。
秋はまた、高く、澄み晴れた青空が広がります。秋のことわざに「天高く、馬肥ゆる秋」がありますが、世界的に漫画・アニメで親しまれている、あのドラえもんも、タケコプターで天高く飛行しているのでしょうか…。
 さて、「馬肥ゆる秋」、秋の味覚の代表的な秋刀魚にちなみ、今の子どもたちを取り巻く状況を《サンマ、三間(時間・空間・仲間)》で表したいと思います。ドラえもんによく出てくる場面ですが、のび太たちが学校から帰宅後ランドセルを置き、空き地(土管が並べられ、雑木や雑草が生えている)に集まり、ジャイアンなど同級生数人と草野球を自由に楽しんでいる光景がみられます。この頃は、今よりも子どもたち同士で遊べる自由な時間があり、自由に遊べる空き地などの空間があり、共に遊べる近所の仲間がいたような感じがします。ドラえもんの秘密の道具を使って、子どもたちにはタイムマシーンに乗って、「あのころ」にも少しタイムスリップしてもらいたいのですが…。
ところで、全国一斉「あそびの日」は、日頃行き来していない世代や障害の枠を越えて交流を楽しみ、人と人のつながりと笑顔を広める<あつまり、ともに、つながる>取り組みです。
 『遊びの王国』では、一日(短時間)ですが、王国が提供する様々な遊びのメニューを体験され、少しでも《秋の三間》を感じ取っていただければと思います。