介護レクを支援!福祉レクセミナー(レク協事業計画④)

 本年度の足レク協の事業計画の主な事業をシリーズで紹介してきました。
さて具体的な事業計画を練るに先立ち、レク協における当該年度の活動の方向性とする運動方針案を定めます。
 この方針の一部分ですが、「少子高齢化、特に足利市の高齢化率が30%を超える中で、高齢者の元気アップや質の高い介護サービスのニーズが高まっています。そこで、福祉分野におけるレクリエーション『福祉レクリエーションセミナー(福祉レク)』を継続して実施していきます。」とあります。
方針の中で唯一具体名をあげている福祉レクは、平成9(1997)年4月に第1回目が始まりました。今年2月に開催予定のセミナーは、回を重ね第24回目となり、福祉・介護施設の職員、元気アップサポーターなど多くの方に申し込みいただきましたが、これも主催事業の「遊びの王国」同様、コロナの影響により中止となりました。
今、コロナ感染が始まり3度目の夏となり、感染者は再び急拡大し推移しています。ある介護施設のスタッフは、以前は利用者で輪になって(イスに座り)、ボール回しゲームをしたり、合唱したり楽しくレクタイムを過ごしていましたが、今はコロナ対策で、密接・密着の相互交流は持ちづらくなっているとのこと。
高齢者の方々が、地域で、また施設などで元気で、笑顔いっぱいの時を過ごすことができるよう、リードする福祉・介護施設の職員、地域元気アップサポーターなどの方のサポートは欠かせません。協会としても、ウイズコロナにおけるレクの在り方やニーズに心がけながら、福祉レクに取り組む方の支援再開を目指していければと思います。(写真は、イメージです)
足レクの2022年度の活動の一端を知っていただくため、4回にわたってお届けしました「レク協事業計画」でした。今年こそ計画どおり安全、安心して実施できますことを願ってやみません。

【SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を