#おうちで足レク16【カルタで遊ぼう!日本語ざっくざく。】

 前回(No15)は、英単語をテーマにしましたので、今回は「日本語」を題材にしたいと思います。
ところで、この「おうちで足レク」は例えばそのゲームをするために新たに物を買わず、自分の家にあるトイレットペーパーの芯、洗濯ばさみ、折り紙など身近な物を使って、なるべくいつもと違う使い方で楽しめるようにしています。今回は、冬休みやお正月に家族・友人で遊ぶ「カルタ」を使います。一般的にカルタ遊びは、読み手が札を読み、その絵札を素早く取り枚数を競うものです。正月まで押し入れや本箱の下でホコリを被って…なんてことがないよう、いつもと違う年間を通じたカルタ遊びができないかなと……『ハンディキャップ・シリトリ(HCS)※』をヒントに思い付いた、この遊びを紹介します。
※HCS:大人と子どもでシリトリをする場合、大人が言う場合は3文字の単語、食べ物などに限定するハンディを付けて遊ぶ方法。

ゲーム名【カルタで遊ぼう!日本語ざっくざく。】
手持ちの札で3文字、2文字、1文字の日本語(単語)を考えて並べ置き、自分の持ち札が一番早く無くなったプレーヤーが勝ちとなります。
〇人数 2~4人程度
〇準備 
カルタ(あ・い・う・え・お……や・ゆ・よ・ら・り・る・れ・ろ・わ)計44枚。※(を、ん)は除きます。

※「絵札」でゲームしたほうが見やすいのですが、参加者1人に付き絵札1セット(44枚)、3人ならば3セット必要ですので、数が足りない場合は、「読み札」もお使いください。
※カルタが無い場合は、白い厚紙にひらがな(あ~わ)を書いたカードを使ってください。
〇進め方(基本的なルール)
①各人1セットの札(44枚)をとります。
②「あ~わ」の五十音順に自分に見やすくしておきます。他に見えないようにしておきます(札は自分に見えるように)。
③じゃんけんで親を決めます。
④プレーヤーは、手持ちの札で3文字、または2文字、または1文字の日本語を一つ考え、他の人に見えるように自分の前に順番に並べ置きます。
※清音に使用するだけでなく、濁音(例:は→ば)、半濁音(例:は→ぱ)、促音(例:つ→っ)、拗音(例:ちや→ちゃ)も可能です。
※既に自分で出した札を再び使えません。
※他の人が出した日本語は出せませんので、出した段階で失格となります。ただし、1文字の場合は、可能とします。
※手持ちのカードで日本語が思いつかない場合は、「パス」は2回まで宣言できます。(「パス」を使わずに、1文字を出す場合のほうが有利かも?)
⑤親が先行、親の左側から時計回りで進めていき、手持ちの札が終わった段階で勝者が決まります。2位以下は手持ちの札数が少ない順とします。
★このゲームは、皆で独自のホームルールを作ることもいいかと思います。①最高3文字ルールとしているが、例えば5文字にする。②「シリトリ」も同様だが、出された答え(単語)が適当か不適当かの判定で難しいケースがあるが、その場合親又は参加者の合意による。③
大人と子供が対戦する場合、子どもにハンディを付ける。④ダブルス(1組)での対戦を可能とする。⑤「驚きの(意外な)単語」を出した人に特別賞を贈る。