#おうちで足レク14【星取表で遊笑を】

 昨日、大相撲秋場所の千秋楽で新横綱の照ノ富士が堂々たる安定した相撲で勝利し、13 勝 2敗で優勝を飾りました。
ところで、場所中における日々の相撲の勝敗を記号で表す『星取表(ほしとりひょう)』はご存じですか。各力士が勝った時は白丸(〇)、負けは黒丸(●)で記します。一場所15戦で戦い、8勝すれば勝ち越しとなり来場所には上位に上がり(横綱・大関以外)、7勝以下は負け越しになります。
「おうちで足レク12」(9月13日新着)で、折り紙相撲を紹介しましたが、星取表を使って対戦すれば、一層楽しめると思います。◯を取れば勝つ喜びに浸り、●になれば悔しさをバネに次こそはと…、15番勝負では長すぎれば、5番でも7番でも、対戦数は奇数とします。また、折り紙力士に四股名を付けたり、大相撲同様、勝ち越しの続く力士には役を付けてはいかがでしょうか。

足 柄 山
栃 乙 女

  さて、紙相撲以外で星取表を使った遊び方を一例あげます。例えば、皆さんご存じの「けん玉」です。(公益社団法人)日本けん玉協会の認定表では、技の内容によって10級から1級までのランク付けがあります。10級の大皿にのせる、9級の小皿、8級の中皿……など(詳しくは同協会の公式サイトをご覧ください)。
星取表を使った一人遊びの進め方ではありますが、10級がマスターしたら、次に9級チャレンジを目指します(同協会では上限10回戦)。できた場合〇、できなかった場合を●で記録することによって、時の経過による上達度が分かり、モチベーションも上がるかと思います。なお、けん玉を2人対戦する場合、二人とも同時に〇又は●の場合はノーカウントとしてはと思います。

 

 紙相撲やけん玉以外にも「星取表」は様々な多くの遊びで使用ができるかと思いますので、自分自身あるいは家族などで「遊笑(ゆうしょう)」を目指しましょう。
 千秋楽は、”千(多く)の秋を楽しむ”とも読めます。スポーツの秋、味覚の秋、思い思いの秋のシーズンを楽しんでいただきたいと思います。