#おうちで足レク17【カルタで遊ぼう②坊主めくり】

 前回(No16)の「#おうちで足レク」は、取った絵札が一番を多い人が勝ちの定番カルタとは違った遊び方を掲載しましたが、前回に引き続き、カルタ遊びを紹介します。
さて、小倉百人一首という100人の歌人が読んだ歌カルタはご存じかと思います。これは、歌集として使うだけでなく、読まれた札を先に取った札の枚数を競うカルタ遊びが主ですが、その他「坊主あそび」などがあります。

 

 今回は、この「坊主あそび」を一般のカルタを使い遊び方を知ってもらい、百人一首の楽しみ方につながるきっかけになればとも思います。
【カルタで坊主あそび】
百人一首では、参加者が順番に山から1枚ずつ札を引き、「殿札」「坊主札」「姫札」の各絵札を引いた場合、絵札によって下記のとおり自分のものになったり没収されたりします。

殿札 引いた札はそのまま自分の札として獲得する。
坊主札 自分の札が没収され、全て共通の捨て場に捨てる。
姫札 共通の捨て場にある札を全て自分の札にできる。捨て場に札が無い場合は、山から1枚引ける。

【遊び方】(人数は2人以上)
①じゃんけんで親を決めます。親は、一般のカルタ(絵札)をよく混ぜ、山(裏返し)を作ります。(百人一首の場合は山を3つ作るそうです)
②親の左横の人から順に時計回りで山から1枚、札を取ります。
③札が「と、の」の文字の場合は、引いた札を自分の札にできます(表向きにする)。札が、「ぼ、う、ず」の場合、獲得した既存の自持ち札を含め、共通の場に捨てます。同様に「ひ、め」の場合、上の表の例によります。(百人一首の場合では、さらに特定の取り札によるルールもあるそうです)
④山の札がなくなった場合、各々の持ち札の数で順位を決めます。
【関連した遊び方】坊主めくりに沿った遊び方をしましたが、「ぼうず」ではなく、今日のキーワード(例えば、きぼう、ゆめとか…)を決めてやることもできます。また、人数が多い場合は、読み札を混ぜて札を多くするやり方もできます。参加者で相談し、オリジナルのルールをつくり、進めることも楽しんでください。